革と
About wild animal's leather
革と人間の関係は、狩猟生活から始まり、約200万年前の旧石器時代から続いています。
食として命をいただき、副産物として革を受け取り、使われる時間へとつないでいく。
革は、そうした流れの中にある素材です。
現在、日本各地では、
里山の生態系の変化や農業被害の問題から、
野生動物の捕獲や個体調整が行われています。
その多くは廃棄され、
一部は食肉として活用されますが、
皮の部分は活かされずに終わることも少なくありません。
命の痕跡を素材として受け取ることも、
自然な流れのひとつです。
と革で野生動物の革を扱うのは、
特別な素材だからではありません。
活かされないまま残る部分があること。
その存在を知ってもらう場所が必要だと感じたからです。
野生動物の革を「ジビエ革」と呼び、
手に取れるかたちで伝えることも、
と革の役割のひとつです。
また、日本各地で生まれる素材には、
それぞれの土地の背景や時間があります。
それらを受け取り、
東京で手に取れる形にすることも、
と革の仕事の一部です。